軽装甲の回避型タンク。強味はNSの対象相手が限定されるものの非常に強力な防御デバフと、SSの相手依存の回復である。また、タンクの中ではHPも高く、回避型も相まって場面を選べば生存能力は高い。
NSの防御デハフ数値が凄まじく、ヒヨリEXのアリウス3人以上の条件を満たした場合と同じ数値である。しかもNSなので実質ノーコストで発動可能。その代わり相手が中型という縛りがある。したがってNSの防御デバフを活かせる相手は意外と少ない。
活躍の場面は総力戦、特に中型のボスであるカイテンジャー(前半)とホバークラフト前半の水着ワカモ。とくにホバー前半の水着ワカモ相手はSSの回復も相まって相性が非常に良い。
また軽装甲である事を活かしたTormentでの多凸用のとりあえずのタンク役もこなす。
一方で、ツクヨ自身は強いが「必須か?」と言われると疑問が残る。
別に無課金で入手・星上げ可能なエイミやハルカでもチナトロを狙うには十分だからである。
確かにNSの防御デバフは強いが活かせる相手が限られる、と言うのがここで響く。
例えばカイテンジャー前半の赤相手にNSデバフは有効ではあるが、ツクヨの枠がエイミやハルカであってもTormnetは問題なくクリア可能である。また、ホバー前半のワカモはそもそも論としてそこまで防御力は高くなく、防御デバフは必須ではない。単純にSSのお陰で育成を妥協してもツクヨは大丈夫程度である。もちろんいた方が便利ではあるのだが。
従って、タンクの中では実は汎用性は高くない。が、いれば便利というキャラ。
天井までして狙うのは疑問が残るが、すり抜けで引けると役立ってくれるという位置づけ。
ちなみにガチャ名「星ひとつ、23.4°見上げて」の由来は不明だが、23.4°というのは
地球の公転軸に対する自転軸の傾きである(WIKIペディア見た)。
EXで範囲内の味方全員にシールドを付与できるサポーター。
シールドを張れるキャラの中では育成すれば最も強固なシールドの付与が可能。
また、人数制限なく複数のキャラを誘導せずにシールドを付与できるのは現行カエデのみである。
これは一長一短であり、誘導が役立つコンテンツがある一方、誘導により味方の攻撃が中断されてしまう事が無いメリットも抱えている。
また、カバン装備が可能(=支援値でアタッカーに防御力を付与可能)、かつSSでHPバフ、とEXやNSの特性も相まって味方全員の生存能力を一人で押し上げる事が可能。温泉シグレや通常ハナコとは別のアプローチで味方全体の耐久力を大幅に上げる事が出来る。
ただ、EXのコストが4と重く、シールド持続時間も短い、そもそもシールドを使う場面が少ない、コストが1安く攻撃バフを持つ水着シズコやタンクもこなせる体操服ユウカの存在があり、実装されてから長年弱キャラ扱いされていた。
しかし、制約解除決戦の追加により一定の耐久力を求められるようになったこと、そして24年4月の愛用品追加によりEXコストの重さが改善されたことから、取り回しが非常に軽くなった。結果として制約解除決戦で非常に有効なキャラとして現在活躍している。またTormentより更に高難易度が追加された場合、耐久力を底上げできるカエデの活躍のチャンスは十分ある。
ただ、NS+の都合上、長期戦には強いが短期戦では強味を活かしきれない点は注意。やはり、制約解除決戦や3-4分フルに戦う総力戦等での出番が見込まれる。
天井までして取るのは躊躇するものの、ツクヨと同様入手できると便利なキャラに個人的には格上げ。
ちなみに、ガチャ名「我が身終ぞ 常ならむ!」はイロハのガチャ名と同様、いろは歌のパロディ。(我が世誰ぞ 常ならむ)
屋外を得意とする神秘単体アタッカー。先月愛用品が追加されている。
が
残念ながら愛用品の追加を以てしても、カホが強キャラと言われる事は無かった。
元々攻撃力が低く、EXも無駄モーションのお陰でダメージ倍率は悪くないものの、DPSの観点で見れば低くなってしまっていた。
愛用品により開幕で明鏡止水が発動するようになったものの、ようやくこれで他キャラと比較してスタートラインに立ったくらいで、劇的な強化になったわけではない。
(元が低いから劇的に増えた、は禁句)
そして、活躍できそうなボスが圧倒的に少ない。可能性があるのは屋外ゴズか屋外ホバー(前半)程度。恐らくこの2つ以外は他のキャラを使った方が圧倒的に早い。
愛用品T1の数値がもう少し高ければ・・・は否めない。衣装違いに期待しましょう。
なお、もう少し愛用品含めた解説を見たい方はこちらをどうぞ。
ちなみにガチャ名「好きの奥山 添い遂げて」もいろは歌のパロディである。
(有為の奥山 今日越えて)
おわり